生きても生きても雨

晴れの日は来なくても 続きはあるんだぜっ

なぜ仕事を辞めたいのか。何がしたいのか。何がしたかったのか。

やることがないので考える。
なんで仕事を辞めたいのか。
過去なぜ仕事を辞めたいと思って辞めてきたのか。
考える。
大学時代、高校時代まで遡って考える。
今回ばかりは、考えなきゃいけない。
きちんと。納得が行くまで。

そうして考えた先、答えが出た。
色々と仕事に関して思うことはあるものの、最終的に何が嫌なのか、何で仕事を辞めたいのか、考えたらひとつに集約された気がした。

それは


職員の質が低いから。


自分に正直に、心の底の底、考えてみたらこうなのだ。
「やりたい仕事じゃないから」というのもあがったが、これは「誰と仕事をするか」ということでカバーできると感じた。

自分が辞めてきた理由、今の仕事を辞めたい理由、結局のところ、ひとつなのだ。


職員の質が低いから


これに尽きる。

マイルドに言い換えれば、「成長できないから」ということだろう。

高校時代、勉強が好きだった。
単純に知らないことを知るのは面白かったし、テストをすれば、自分がどんどんレベルアップしていくのがわかって、楽しかった。

でもまぁ、田舎の公立高校、周りは勉強などしない。
それが嫌だった。ひとりで勉強している俺は、変人みたいなものだった。
変人だった。
こんなところ、必ず抜け出してやる。
そう思って、頑張った。

自分は「星の王子さま」の影響を受け、フランス文学がやりたいと思って文学部に入った。
その後、一般教養の授業で社会学を選択し、「これは面白い!」と思い、結局社会学を専攻した。

が。
大学でも学生は勉強をしなかった。
そういう中で、俺は学問への興味関心を失い、腐っていった。
それは、俺のせいだと思う。
俺に意志が足りなかったんだと思う。
今考えたら、いくらでもやりようはあった。
与えられた環境に満足せず、自分から行動すれば。
そうするだけの意志が俺にはなかった。

それでも、事実として、学生は勉強をしなかった。
俺も勉強をしなかった。
色々な要因で腐った。

自分が大学生活で一番心残りなのは、世の中一般にイメージされる「大学生活」「青春」を送らなかったことでもなく、彼女ができなかったことでもない。


学問の面白さについて、科学の面白さについて、誰かと話したかったなぁ。


これだと思う。
伝記を読んで「すげえ!」と思った、俺が尊敬してやまないダーウィン伊能忠敬について、誰かに話したかったなぁ。
社会学や経済学、心理学の面白さを誰かと語り合いたかったなぁ。

本当はずっとこう思っていた。
遊びたかったんじゃない。
楽に単位を取りたかったんじゃない。

本当は、本当は、本当は。
こういうことをしたくて大学に入ったんだよなぁ。

ここまで書いて涙が出てきた。
あの日の想いと、それを叶えられなかった自分の不甲斐なさ。

ひとつダメになると全部ダメだ。
それからどんどんダメになって、「自分はダメだから」と思い込み、就活はしなかった。
本当にやりたいことを考えることもせず、「楽そうだから」という理由で公務員を選んだ。

それでも、公務員という仕事に魅力を感じていなかったわけでもない。
陳腐だが、国のため、人々のため、そうした仕事をするのはやりがいがあるように思えた。

試験勉強はワクワクしたし、楽しかった。
また、色々な官庁や自治体のパンフレットを読んだり、自分のやりたいことを考えるのは楽しかった。
志のようなものもあった。

公務員になってみたら、そんなもの持ってる人はいなかった。
みんな、なんだか、死んだように仕事をしているのだ。
興味あるのは人の噂話と悪口。

繰り返しだ。
高校のときの繰り返し。
大学のときの繰り返し。

もう俺は疲れて、楽そうだから、とりあえず今の職場に転職した。

俺の見立てどおり、確かに楽だった。
が。
何回も転職してわかったが、こういう楽な仕事に流れてくるのは、つまらない人間ばかりであるということだった。

楽な仕事で、趣味を充実させる。という考え方もある。
それは賛成、大いに。仕事ではなく、趣味で自己実現
素晴らしい、公務員時代には、そういう人もいた。

でも、今は居ないのだ。
趣味を充実させるわけでもなく、目標もなくダラダラ生きてるのだ。みんな。

もう嫌になった。
何回繰り返すんだこれ。

割り切れればいい。俺も。
割りきって、淡々と仕事をやり、趣味を充実させる。
そうやって、割り切れればいい。

でもそれは無理だと知った。
さっきまで語ってきた俺の想いや後悔。
こういうものがある。まだ胸にある。

俺のやりたかったこと、やりたいこと。
尊敬できる人と切磋琢磨して仕事したい。
セミナーとか勉強会とか参加して自分を高めたい。
やっぱりこう思ってしまう。
どうしてもこう思ってしまう。
理想だとわかっていても、こう思ってしまう。

だって、現実にこういう仕事をしている人、いるんだから。

このままでは腐る。確実に。
殺される。後悔に殺される。
胸にある想いに押し潰される。

このまま、あと30年、毎日毎日ビルの一室に、異動もなく、あの人たちと働いていく。

絶対嫌だ。
もうこうなったら止められない。
こう思ってしまったら止められない。

ここから出る。
決定。
それは決定。

で、今回はもっとよく考えなければならない。
調べなければならない。

自分の想いはどういう仕事をしたら叶えられるのか。
今までのように、とりあえず楽なところに、一時退避するみたいなやり方では必ず看過できない不満と後悔がやってくる。

・本当に自分を高められる環境なのか。
・志のある職員がいるのか。
・そういう環境がなかった場合、ダメだった場合、外で切り開いていくことができるのか。インターネットで熱意のある同業者にコンタクトをとるみたいなことができるのか。


こういうことを、調べて、考えています。
誰かのお説教じゃなくて、自分で知ったこと、自分の経験で、こういうことを考えなきゃならないとわかったので。
それもだいたい当たりはついてる。
あとはやるかやらないか。
挑戦するかしないか。それだけの問題。


もう遅い、もう間に合わない。
そうやって焦る。


でも、ま。
この胸の想いを叶えるためには、やるしかないんだよねい。

今しか挑戦できない。
あと3年か。
俺の復活をかけて、この胸の想いをかけて、誇りとプライドをかけて。
やってみますかね。最後にもう1回だけ。

やるだけやってもしダメだったら、そのときは諦める。
別な目標にシフトさせる。
音楽でも、小説でも、結婚や家庭でもいい。

でもまだ諦めるときじゃないな。
大変だし、すでにもう諦めたいけどw
なんだってこんなにめんどくせえ性格なんだか。
やれやれだ。

それでも少しワクワクしてる。
ここじゃないどこかへいける、自分の場所で輝ける可能性があるってことに。
それが夢や幻だったとしても、この胸の高鳴りは本物だ。
あとはゴールに着いたとき、この胸のワクワクを持ち続けて新しくスタートすることができるか。
目指すゴールはそういうゴールなのか。
しっかりとこの眼に見据えていく。


諦めるな。理想を諦めるな。
流されるな。想いを流されるな。
囚われるな。過去や他人に囚われるな。

信じるんだ。自分の価値を、想いを、可能性を。
信じきることだよ。

そしてやることだよ。

それしかないんだ。結局。
わかったかい。もう十分だろ?十分考えたろう。
このままじゃダメだってわかったろう。わかってんだろう。
もう迷うな。
あとはやるだけなんだ。