生きても生きても雨

晴れの日は来なくても 続きはあるんだぜっ

人には向き・不向きがあるということ

最近はMIDI打ち込みのやり方や作曲の勉強していた。
だいたいわかった。
これで曲の作り方はだいたいわかった。
それがわかったので、やめようと思った。
えっ、なに、もうやめちゃうの?と思うだろう。
そうなのだ。まぁ理由はこれから話す。

実際、曲を作るにあたり、絶対に必要なのが「音感」と「リズム感」だ。
MIDI打ち込みはただの作業なんでそんなに難しくないんだけど、この音感とリズム感が厄介だ。
音感は音がドレミの何の音わかる感覚。
リズム感は、タタタタタタタタと性格にビートを刻める感覚。
両方、訓練すればできるようになるらしい。だけど。
その訓練の仕方が途方もなくめんどくさく感じる。

耳コピをしながら思った。多分これかなり時間がかかる。根気もいる。
だから、いったんやめることにする。
やり方はわかった。そこまではやった。ひとまずこれで十分。

なんとなくわかってしまったことがある。
それは、人には向き不向きがあるということ。

音楽や美術は自分は得意ではないのだろうと思う。
自分は絵が描けない。
昔、漫画が描きたくて、漫画の描き方、絵の描き方のドリルをやっていたことがある。
最初は線をまっすぐに引いたり丸(◯)を描けるようにするというところから。
でもこれが途方もなくめんどくさかった。
それに。
絵を描いている人に聞いたが、そんなことは一切やっていないという。
ただ見よう見まねで線を引くだけだと。
それで絵が描けている。プロだとそういうわけにもいかないのだろうけど、その人のものはきちんとした絵だった。

もっと練習すれば俺も描けるようになれるのかもしれない。
だけど、やっぱり、どうしても。
向き不向きはあるのだ。
有酸素運動は楽しいけど、筋トレは苦痛だ。
逆の人もいるだろう。向き不向きだ。

音楽は、絵のときよりは、できる気がする。
きっと頑張ればできる。
だけど今はやめるのだ。
答えは簡単、時間がないんだ。

自分は何がしたいか?
表現がしたい。
「向こう側」から来るもの、自分の中にあるもの。
怒りや憎しみ、悲しみ、絶望、愛や希望、勇気など。
そういう「向こう側」から来るものを、俺の力で人に伝えられる形にして伝えたい。
それが表現だと思う。音楽も漫画も。

残念なことだが、多分音楽や漫画は向いていないんだろう。
だからひとまずは、小説のほうに注力することにする。

多分、自分は漫画や音楽より小説のほうが向いていると思う。
(音楽はまだ諦めてはいないけど)

昔から、国語と英語はできた。
模試では偏差値70を超えることもあった。
国語と英語は、勉強というより、遊びみたいなものだった。
典型的な文系人間だ。
偏差値でいうと、国語70 英語70 数学55、みたいな人間だった。

数学は頑張ってもできるようにならなかった。
特に図形については意味がわからなかった。解答を読んでも理解できないので、ただただストレスがたまるだけだった。
公務員試験も数的処理という算数やパズルのようなものは頑張ってもできるようにならなかった。
相変わらず図形は意味がわからなかった。
「練習すればできるようになる」
あれは嘘だと思う。

向き不向きはある。これは、どうしようもない。

これを受け入れて、人より得意そうなことをやるほうがいいんじゃないかと思うのだ。
そう、時間が、もう時間がないから。

高校生のときはエッセイを書いて入賞した。
俺のやる気がなかったから、続かなかっただけだ。
たしかにやらなかった。やろうとしなかったが、振り返ってみると。
小説のようなものはときどき書いていたし、ブログはずっと書いていた。
それは苦にならなかったからだ。
少なくとも、絵の練習や、耳コピや、数学(図形)や、筋トレみたいに、全然面白くないし、ただただ苦痛みたいなことはなかった。

それなら、人より苦手ってことはないだろう。
評価3の美術や音楽にかけるより、評価5の国語や英語にかけたほうが、まだ勝ちの目はあるだろう?
大人になったら、時間がないんだ。


「小説なんてだれでも書けるよ」
でも実際書く人は少ない。
できなくてやめるかもしれない。
漫画や音楽のほうがかっこいいかもしれない。
でもまぁ、自分にはこっちのほうが向いてる気がするんだなぁ。

考えてみると自分は「言葉」というものが好きなのだろう。
音楽は、多分音じゃなくて、詞が好きなんだ。
漫画は、多分絵じゃなくて、台詞が好きなんだ。

もちろん、音と言葉が、絵と言葉が手に手を取り合ってすばらしい表現を生み出しているのだけど。
どちらかといえば、自分は「言葉」というものが好きなんじゃないかなぁ。

だから、とりあえずは小説のほうに進路を取ります。
こんなとりとめのない文章と違って、めんどくさいのだろうなぁ。きちんとやろうとすると。

でも。
もしダメでも、またなにかやっていくうちに、いつかは「これだ!」ってのが見つかるかもしれない。

とにかく、やってみなくちゃ始まらない。
これだけは確かな事実だ。
やってみなくちゃ、自分に向いてるのか向いてないのかわからない。

やってみなくちゃ、わからない。