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【Telepathy】 きのこ帝国「フェイクワールドワンダーランド」レビュー【Overdrive】

 

 

 

フェイクワールドワンダーランド

フェイクワールドワンダーランド

 
今回はきのこ帝国の「フェイクワールドワンダーランド」というアルバムについて簡単なレビュー…まで行かないけど感想。
 
1曲目が「東京」とあるように、岩手から出てきた元女優のボーカル佐藤が、東京での日々を歌ったアルバムらしい。
ネガティブというか、悲しげな恋の歌が多くて、全体的にスローテンポ、切ない雰囲気が漂っている。
ボーカルのなんだかダウナーな声に引き込まれる感じ。
 
吉祥寺とか、新宿や渋谷を歩きながら聴くのが最高です。
これを田舎で聴いてもあんまり入ってこないような気もする。
 
まぁほとんど恋の歌なんで、詞はあまり好きじゃないし、これで辛いなんて言ったら私の人生どうなるのという感じですが、サウンドが良いのと、ボーカルのなんだか儚げでダウナーな、よく伸びる青色のゴムみたいな声が聴きたくて聴いてしまいます。
 
なかには暗い曲もあるんですが、ラスト2曲はポップでキャッチーで聴きやすい。
 
11.Telepathy / Overdrive
前曲「疾走」から流れてきておおっ!となった曲。
アップテンポで、疾走感のあるメロディ。
それでも切ない感じが漂っています。
 
たぶんゲームオーバー
気付かないふり
逃げてしまおうか
手は繋いだままで
飽きるまでは
飽きるまでは
昨日見た朝日は
見なかったことにしたい
 
歌詞は少なく、ほとんど繰り返しなんだけど、飽きないようにサウンドが工夫されているし、ずっと聴いていられる。
むしろこれくらいの歌詞のほうが、情報量が少なくていろいろ想像して曲の雰囲気に浸れるので良い。
 
たぶん
この恋が終わりだってもうわかってるけど
それを認めたくないよ
気がつかないふり
まだもう少し
まだ手は繋いだまま
昨日見た朝日だって見なかったことにして
ほらまた見に行こう
終わりだってわかってるけどさ
バカな僕たちだから
先延ばしにしたっていいだろう?
 
こんな感じでなんだか切ないのぅ…
ポップでキャッチーなんだけど、もうどうにもならないという閉塞感と、なんかもうそれでもいいやという開き直った逃避をよく表現できているなぁと。
青春じゃあ青春じゃあ!
 
東京のどこかの街で、きのこ帝国を聴いている女の子と出会いてえ出会いてえ…
んで切ない恋してえ…