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生きても生きても雨

晴れの日は来なくても 続きはあるんだぜっ

これが最後さ。さらば、いまこそ生まれ変わるとき。

日記

はろーえぶりばでぃ!

すなみんです。

今日は、すこし話をしようか。

昨日のこと。そして、これからのこと。

昨日、くだらん仕事を終え、家に帰ってきて、やけ食い。

特に空腹を感じない胃袋にカツを突っ込む。

気持ち悪くなりベッドの上でぼうっとインターネットを見ていた。

今でも忘れられない名前。

僕の憧れだった名前を検索してみた。

その人に出会ったのは、大学生のときだった。

出会った、といっても僕がその人のブログを見つけて熱心に読んでいたというだけの話だけど。

その人は、僕が大学で勉強しているようなことを大学院でやっているらしかった。

すごい勉強熱心で、楽しそうで、すげえと思った。

僕の周りには、勉強をするような人はいなかったし、僕は大学院生の中に飛び込んでいくことはできなかった。

だから、僕はひとりで勉強をしていたが、続かなかった。

彼は違っていた。彼は自分からすごい人たちの中に飛び込んでいった。

彼は文系なのに、理系の研究室に単身飛び込んでいき、数学を教えてもらうという型破りな人間だった。

僕と同じように、勉強しない奴らには腹が立つらしかったが、そんな奴らは相手にせず、ただただ勉強し、レベルの高い集団に飛び込んでいった。

人間的にはどうか?ということもブログに書いてあったが、彼がものすごくかっこよかったし、憧れだった。

ブログははてなアンテナに登録し、欠かさずに読んでいた。

そんな彼も大学院を卒業し、大企業に就職した。

しばらくして、ブログは消えていた。

どうやら思い通りにいかないのだろう、就職してから、更新頻度が低くなり、書かれることは彼の人間的に悪い部分ばかりになっていた。

それでも僕はブログを見ていた。が。

ついに、消えた。

僕は寂しかった。

彼は天才的だった、努力、性格、要らないものは全部捨て、かつ必要なものは持っていくという天才的な人間だった。

そんな彼でも、就職で企業に押しつぶされ、埋もれてしまったのだ。そう思った。

寂しいのと同時にどこか嬉しかった。

彼でも、彼ほどの人間でもダメなんだ。ダメになったんだ。

あれだけでかい口叩いて、人を犠牲にして、すべてを捨ててやってきたのに。それでもダメだったんだ。

正直、うれしかった。ざまぁみろと思った。

忘れることはできず、ずっと心にひっかかっていた。今彼はどうなっているのだろう。

そして昨日、ふいに思い出した。彼の本名。僕はブログを追いかけていたので、知っている。

検索してみた。

ブログが消えてから、4年ほど経っている。

彼は転職していた。

そして、めちゃめちゃ有名になっていた。

大企業から、今をときめくITベンチャーに転職し、第一線で自分のやりたいことをやりたいだけやっていた。

すげえ。

彼は埋もれるどころが、ずっとずっと先に進んでいた。

彼のスタンスは、大学院時代と変わっていなかった。

貪欲。やりたいことに貪欲。面白いと思えば手間・時間を惜しまず努力する。

必要のないものは捨てる。必要なものは持っていく。有効に使う。

人としばしば衝突することもある。だけど、やりたいことはやる。

やはり彼は只者ではなかった。

やけ食いした油の気持ち悪さに、僕はトイレで嘔吐する。

彼の新しいブログも見つけた。めちゃくちゃ有名になっていた。

二回目の嘔吐。

Twitterでのフォロワーも10000弱。フォロー数100程度にも関わらずだ。

本も出版していた。

三回目の嘔吐。

彼は、何者かになっていた。

僕の知らない間に。

僕がグズグズしている間に。

四回目の嘔吐。どうやら、もう出ないようだ。

彼はもう手の届かないところに行ってしまった。

大学院時代の彼なら、頑張れば、追いつける。そんなところにいたのに。

トイレから出て僕はベッドに戻った。

胃がスッキリした。同時に、心もなんだかスッキリしていた。

要するに僕はずっとコンプレックスを感じていたのだ。

僕が諦めた勉強。諦めた大学生活。

それを彼はやってのけた。

だから、ブログが消えて社会に押しつぶされたと思ったとき。うれしかったんだ。

現実。

彼は圧倒的にすごいところまで行った。

意義のある転職をした。

僕はどうだ。

勉強も、就活も諦め、つまらん公務員になり、つまらん人間に囲まれて、公務員から公務員というつまらん転職をしようとしている。

生活に嫌気がさしてやけ食い。トイレでゲロ吐きながらネットを見ている。

彼は、転職前も、努力していろいろな勉強会に単身乗り込んでいた。

また、自分で主催もしていた。

やる気のない同期とは付き合わず、積極的に外に出て、ひたすら努力していた。

僕はなんなんだ。

これでいいのか?僕は本当にこれでいいのか?

そう感じると同時に、不思議だが、彼に対して抱いていたコンプレックスは軽くなっていた。

なぜか、スッキリしていた。

たぶん、僕は悟ったんだと思う。

「あぁ、こいつには敵わない。」そう悟ったんだろう。

僕は勉強、途中であきらめた。

面白いなと思ったけど、難しいからあきらめた。

僕は、彼のような行動力はない。意志もない。

性格も違う。

彼のようになろうとしても、無理なんだ。

そして、その必要もない。

僕がいつもまじないのように言っていた言葉

「僕は僕なんだ」

いつものように自分に言い聞かせるのではなく、心に自然に響いた。

僕には、無理だ。彼には勝てない。さらにすごい奴もいる。

僕には無理だ。

この分野ではね。

僕は途中であきらめた。それをまだ引きずってた。

でも、これでようやくスッパリ諦められる。

いいのさ、それで。違う道を歩けばいい。

くだらないコンプレックスとプライドをようやく捨てられる気がした。

バイバイ。

僕は、別な道を歩くよ。

僕が、僕のままで輝ける分野に行くよ。

心当たりは、あるんだ。

でも、プライドとコンプレックスを捨てられなかったから、迷ってたんだ。

ようやく余計なもの捨てられる。

彼は、仕事や勉強に関してはすごかったが、人間的にはダメだった。

それは、彼も認めている。ブログに書いている。

確かに、僕は勉強できないよ。能力はないよ。

でも、人柄や総合的には、まだこれから。まだわからない。

幸せなんて、すごさなんてまだわからない。

ひとつわかることは、今の僕は努力不足だし、かっこよくない。

ようやく、僕を縛ってた重りを捨てられた。

もう、全部やろうとしない。

完璧な人間を目指さない。

僕が向いてるもので、僕が好きなもので、僕が輝ける可能性のある分野で、努力していくよ。

そんなことを考えた。

僕のことだから、またきっと立ち止まる。

またグズグズする。

でも、やってみよう。思ったんだ。やってみたいなって。

まずは、転職するよ。

僕のやりたいことやるよ。その一歩さ。転職。

これやらないと、先に進めないんだ。グズグズしてさ、僕のやりたいこと始められないんだ。

ちょっと、やってみるよ。

それでね。

少しお別れなんだ。ここで。

少しの間お別れなんだ。

今はもう誰も見なくなった。昔見てくれた人も見なくなった。

そんな今だからこそ、少しの間お別れ、できると思うんだ。

見てる人がいたら、ごめんね。

僕は、ちょっとだけ頑張るよ。

また、戻ってくる。

僕も成長したいよ。全然、してないんだ成長。

人のブログみて憧れやコンプレックス抱いてるだけだった4年前から。

全然成長してないんだ。

成長したい。

そして、必ず勝ちたい。

勉強で負けても、仕事で負けても、この人生には、負けたくないんだ。

まだ残ってる、人に負けたくない負けじ魂も諦めの悪さも。

まだ残ってるんだ。

少しだけ、すなみはいなくなる。すなみじゃなくなるかもしれない。

それでも、きっとまた。ね。

それじゃあ。

ちょっと行ってくる。

また会おう。

未来の僕と約束。